先週4月12日金曜の夜に、我がスライダーにとって大事なスタッフがBEAMS Tとタッグを組んでポップアップスケートショップを出店するというスゴイことをやっちゃいました。さっそく様子を見に行ったのですが、当日を思い出すと何やら入り口付近で既に多くの人だかりが…。
ふと会場のフロアを外から見上げると、ガラス越しの状況で目に飛び込んできたのは、ギャラリー内が既にパンパンでガラスを突き破るンじゃないかと言わんばかりに人で溢れかえっているではないですか。この状況はどこの展示会でも私が必ずクライアント様に申し上げるひと言、「大盛況ですね!」ってやつです。
丁度そのときやっとのことで、会場から出てきた知り合いにたまたま会場内の様子を聞いてみると、「ヒトやばい」。多すぎて肝心の作品展示を成されている、奥へ行くのもひと苦労とのコメント。
あいやー、今晩3件目のこの会場にして一番インパクトのある人の入りとは縁起の良い! とういうことで勇んで入り口から会場内に侵入すると既に人が密集! それでも頑張って中へグイグイ入り込んでいくと、額から一滴…もしかしてナゼか流血? かと思いきや「汗が~…」。とにかく、人の熱気ですごいんです。それでも更に奥へ行くとようやく作品が一同に壁に陳列されているではないですか。
それらの作品郡の作者についての詳細は、スライダー14号でバッチリ取材掲載をしているので本誌でぜひ確認していただくとして、とにかく見れば見るほど気分が高揚してきて、ついつい欲しくなったり、眺めていたくなるスバラシイ作品ばかりなんです。
おまけに売約済みの印がいたるところに…。これで今夜の飲み代も確保なんて、皮算用をするのは私くらいなもので彼らにとっては大事な魂なのであり、これが次のステップへと繋がるんだなと思いました。
最後にこのイベントを裏でコーディネートしているミスターKに感想を聞いてみると「これだけの人前で、スケーターの作品が注目されて評価されていることにより、スケーターの価値が向上していくきっかけとなるステップが踏めたという事に、手応えを感じている」と語っておりました。そして「近いうちにスケーターがスケートでメシが食えるようになる環境が確立されれば、それが本望」だとも申しておりました。私はこの言葉にえらく感動しまして、そんな人に盛り上げてもらえるスケーターは「いいな!」と思いましたが、ミスターKが一番食えるようになるというオチも見逃してはなりません(笑)。
とにかく、こういう真っ直ぐな気持ちに心洗われ、忘れていたものを取り戻せた一夜でした。おいらも明日からまた、がんばろっと。
おしまい