関西圏以外の人は知らない人もいるでしょうが、俺の知る限り大阪では最も古くからスケーターをサポートしているSPOTAKAというショップがあります。
読んで字の如く、本来、スケート専門店ではなくスポーツ用品専門店で正式名称"スポーツ高橋"が略され"SPOTAKA"の愛称で親しまれているショップです。
なので、関西圏以外の知らない人からはスポーツ専門店と聞くと、真に現場のスケーターをサポートするローカルショップとはかけ離れたイメージで思われているかもしれません。
ですが、俺はそのSPOTAKAのライダーを務めさせてもらい、20年程になります。
なので、関西圏以外の人や海外から来たスケーターの友人を連れて行くと、俺のイメージとのギャップがあるのか、最初は少しビックリされるように感じる事もあります。
そんなSPOTAKAですが、3月1日に大きなリニューアルを果たしました。
以前は道頓堀の観光名所、グリコの看板からほど近い場所に縦長の自社ビルにフロアごとにジャンルで仕切られた売り場がありました。
この場所は我らOSAKA DAGGERSの本拠地とも言えるアメリカ村三角公園からも5~10分程度の距離ですが、今回のリニューアルで更に近くなり、三角公園からも徒歩一分程度の大型商業施設"BIG STEP"さん内に移転する事になりました。
それに伴い、縦長が為にジャンルごとに仕切られたいたかの空間が横方向に広くなり、見通しが良くなりジャンルレスな開放的な空間へと様変わりしました。
と、ここまで聞くと単に「自身のサポートショップの宣伝かよ!!」と思われてしまうかもしれませんが、そうではありません。
何故、俺の様な濃いキャラとスポーツ専門店内の一部門にすぎなく見えるスケートコーナーが長きにわたり関係性を維持してきたのか。
今回のリニューアルに伴い、今まで以上にスケートやそれに伴うカウンターカルチャーへのサポートを本気で考えてくれている事が証明される一つの出来事があります。
なんと、三角公園からも徒歩数十秒の場所にあるBIG STEPの別館、BIG STEP WEST内に全天候型のインドアスケートパークをオープンさせてくれました。
俺らの間ではSPOTAKAのスケートパーク、通称「スポパー」とすでに愛称も定着しつつあります。
滑走料金も凄く良心的な価格で、土地単価もそれなりであろう都会のど真ん中にあるに関わらず、1日料金が1500円で当日中は出入りが自由。
また、今後、細かい部分は変動するかもしれませんが、夜の7:00以降だと1000円で入場出来ます。
通常、街の中心を拠点に遊んでいる俺の個人的な感覚で行くと、沿線にあるパークまでの地下鉄料金の往復が約500円程度必要だと考えると、実質は1日千円程度。
若かりし頃を思い出すと、休日のお昼一番にまずショップへ出かけ、情報収集やギアの組換えを行い、パークで一滑りした後、プッシュでストリートを回り、夕方に再度パークで滑った後、更に三角公園や周辺ストリートスポットを回るとなると、かなり無駄のないスケートライフが満喫出来るかと思います。
まだオープンしたばかりなので、これから色々と更に良くなっていくと思うので、随時お知らせしていきますが、取り急ぎ、パークが出来た事を報告しておきます。