VHSMAGをはじめ多くのメディアを介してご存知の方も多いと思いますが、VHSMAG×BEAMS Tによるエキシビジョン“WELCOME TO THE SUCK”が開催中です。
BEAMS T HARAJUKU店内にWTS Skateshopというポップアップショップを構え、アーティスト(7STARS DESIGN、平野太呂、竹内俊太郎、田口 悟、山口幸士、村岡洋樹)がデザインしたTEEとオリジナルデッキ約60枚が壁一面に並ぶというものです。この企画に参加するにあたって、自分の最大の心配はというと、作品云々以上にレセプションパーティでのDJをどうしようかってことです。というのも、某著名フォトグラファーの提案により、イベントではYoppiさんに加えて、参加する作家6名がDJを行うといったことになりまして…。このコラムがアップされる頃にはもうDJは終わっているかと思いますが、なにしろお初のことなので上手くいってて欲しい…。
今回のイベントですが、参加者はすべて日本人でスケートカルチャーにゆかりのあるメンバーから選抜されたみたいなのですが、そうそうたる面子の中に入れてもらい、とても嬉しく思います。この話を貰ってからずっと、どんなTEEをデザインするかとても迷いました。みんなかなりかっこいいものを作ってくるに違いない。最初はドローイングにしようと思っていたのですが、他の作家もドローイングするということで、自分はコラージュにすることに。いろいろと考えた結果、瓶の中から蔦が出てきていて葉っぱが舞っているというデザインに決定。瓶の中には「Four wheels is best tranquilizer」と文字を入れました。“スケートボードが一番の精神安定剤だ”という意味です。
そして展示、販売するブランクデッキは連作にし、TEEのデザインと合わせました。デッキの方の瓶の中に書いてある文字はすべてスケートビデオのタイトルとなっております。あなたが持ってるスケートビデオもあるかも(笑)。
ちなみに、コラージュに使用した素材はすべてスケートボード関連の雑誌にしました。完成された作品がずらっと並ぶと迫力もあり、とてもかっこよく感無量でした。
"WELCOME TO THE SUCK" は4月28日(日)まで開催しておりますので、原宿に行った際はぜひとも立ち寄ってみて下さい。
暖かくなるGW前のTEEのご用意は、できていますか?
Hiroki Muraoka
@hirokimuraoka
現在もっとも乗れている日本人スケーターのひとり。スケートのスキルに加え、ペインターとしても非凡な才能を持つ。