今日久しぶりにコラムという場をお借りして書かせていただきたいのは、友人の危機を救うために少しでも役に立てたら…と思ってキーボードに向かっています。
みなさんの貴重な時間を無駄にしないためにも簡潔に書かせていただきます。
数日前、カリフォルニアはオーシャンサイドの友人、ショーン・ロスが車に跳ねられ意識不明、現在も集中治療室で治療を受けています。ショーンはスケートと釣りをテーマにしたブランド、Bassturdの一員として何度か来日しています。その際には茨城の友人宅や我が家にも滞在し、関東近郊のスポットや、時には長野や東海エリアまで足を伸ばし、各地のローカルと滑って飲んで遊んで、どこへ行っても大人気。どんなスポットでもセッションでも全開。一緒に滑る人たちも感化される全開必至の最高のスケーターであり、たくさんのスケーターの友であり、そして6人の子供たちの父でもあります。奥さんは現在妊娠中で、2ヵ月後にはもうひとり産まれてくるそうです。
現在彼はまだ昏睡状態ですが、徐々に身体の機能を取り戻しつつあるようです。脳に溜まった血も少しずつ抜け、瞳孔は光に反応するようになり、また呼びかけにも一度だけですが微かに反応したようです。治療費、そして彼の大家族を支えるための生活費を捻出するため、友人たちがGo Fund Meとういうクラウドファンディング(募金サイト)にてページを立ち上げました。
募金はアメリカからだけでなく、日本で彼に会ったことのある人、会ったことがなくてもいつか会ってみたいと思っている人、単純に困っているスケーターを助けたいという優しい人、アメリカで彼に世話になった日本のスケーターや全国のスケートショップ、そしてVHSMAGやBoardkillなどのメディアまでもが一丸となって彼の生還を祈り、募金、情報の拡散、共有をしてくれています。日本を代表するようなスケーターたち、また日本から世界にブランドを発信するような立場のスケーターまでも募金、拡散に協力してくれています。
ひとりのスケーターの命を救うために、世界のスケーターが協力し合う。スケートボードって本当に素敵ですね。これを読んでくれた人で、自分もショーンのために募金したいという方はぜひ以下のサイトからお願いします。
・上記サイトからDonate now(募金する)を選択
・Enter your donation(募金額を入力)※USドルです。.00 の点以下はセントになりますので、10ドル(大体1100円くらい)の場合は 10.00と表示されます。100ドル(1万1000円)なら100.00となります。その下の TIP GOFUNDME SERVICEというのはこのクラウドファンディングに対するチップなので数字を何%にしても自由です。チップを払いたくない場合はこちらをゼロにもできます。このチップを入力して緑のCONTINUEを押すと今度は個人情報を入力するページに飛びます。
・e-mail address(Eメールアドレス)
・First name(下の名前)
・Last name(苗字)
・Us as billing nameにチェック
・Card number(クレジットカードの表側の数字)
・MM/YY(カードの有効期限 ※07/23だったら0723と入力)
・CVV(カードの裏面の最後の3桁の数字)
・Name on Card(カードの名義)
・County ※Japanを選択
・Postal code(郵便番号 ※ハイフンを入れずに入力)
・Donation details(どちらを選択しても大丈夫ですが、Don’t display my nameを選択すると募金した人の名前は表示されません)
ここまで入力したら、最後に募金額とチップの額を確認して緑のDonate nowを選択。受領されるとメールが届きます。
お金に余裕があればたくさん入れてあげてもいいし、金欠で人のことを助けている余裕なんてない…そんな人でも1ドル、10ドルくらいなら日々の生活を少し節約すれば捻出できると思います。金が本当にまったくないどころか借金まみれ、そんな人でも情報の拡散はできると思いますので、ぜひショーンのために行動をお願いします。
いつか元気になったショーンとまたセッションできる日を切に願います。
Kenji Tanaka
@underdogdistribution
ウェブサイトも会社のハンコも名刺もない日本で一番怪しい代理店、Underdog Distributionを営む怪しいおじさん。