ジャニーズ事務所の創設者、ジャニー喜多川が生前に行っていた性加害に焦点を当てたドキュメンタリーがイギリスのBBCにて放送されたようです。
アイドル事情に疎いため自分は全然知らなかったのですが、調べたところ1999年に週刊文春がジャニー喜多川による性加害の告発記事を長期にわたって連載していたそうです。性加害の対象となったのは、ジャニーズ事務所に所属していた未成年の少年たち。その告発記事を受けたジャニー喜多川と事務所は名誉毀損で文春を訴えたものの、4年にわたる民事裁判の結果、東京高裁が淫行は実際にあったと証明。ジャニー喜多川の小児愛と性加害はどこか都市伝説のようなものと勝手に勘違いしていたのですが、事実だったのですね…。「合宿所」と呼ばれる彼の自宅でいろんなことが行われていたようです。このような案件はかなり繊細で慎重になるべきだと思いますが、この告発が成立するのも被害者の告白や協力があってのことでしょう。ただ怖いのはその事実が長年黙殺され、当の本人は亡くなるまでジャニーズ事務所の社長を続けていたこと。
ちなみにこのドキュメンタリーのタイトルは『Predator: The Secret Scandal of J-Pop』。「プレデター:J-POPの秘密のスキャンダル」という感じでしょうか。日本ではBBCワールドニュースで3月下旬に放送予定だそうです。とりあえずスニークプレビューをどうぞ。かなりの闇を感じます。
--MK