あれは先週のこと。昼食を済ませようと軽い気持ちで入った中華料理のチェーン店。500円の唐揚げセットを頼み、料理を美味しくいただき最後に残った付け合せのレタスを食べたときに事件は起こりました。一見新鮮でみずみずしいレタスでしたが、口に入れた途端広がるケミカルな刺激臭に仰天…「この臭いはきっと漂白剤だ!」 そう思った瞬間、レタスをすべて吐き出します。そしてそのまま伝票を持って会計へ。
レジの女の子に「レタスが漂白剤の味がしたけどどうなってるの?」とジェントルに聞くと、彼女は奥でフライパンを振ってたであろう店長を召喚。「レタスがすごく漂白剤臭くて食べられなかったんだけど、なんで?」と問い合わせると、店長は「すいません、うちは野菜を漂白剤で洗ってるんですよ…」と。漂白剤で野菜を洗ってる!! というのがとにかくショック。そういえば昔、某ミュージシャンが「●屋はサラダの野菜を漂白剤で洗ってる」って言ってたけど、あれ本当だったんだ〜。
口の中の違和感を我慢しつつ帰宅し、早速Googleで「野菜 漂白剤」と検索。すると、東京都福祉保健局のサイトにぶつかりました。そこには、漂白剤を使用するのは食品の色調を整えるためとあります。亜塩素酸ナトリウムや亜硫酸ナトリウム、二酸化硫黄というのがリストアップされており、自分が食べたレタスはいずれかの漂白剤が洗い流されずに残留したものと考えられます。
いくら使用が認められてるとはいえ、漂白剤が使われてるというのはいい気がしません。今回の一件は食の安全性を意識するいいきっかけになりました。やっぱり安いものにはそれなりの理由があるということ。口に入れるものは安心・安全をプライオリティにチョイスしたいところです。ちなみに、税込み540円の唐揚げセットは店長がタダにしてくれました。これはラッキー……なのかな?
—TM