寒さ厳しい今日このごろ、みなさんはいかがお過ごしでしょうか? 自分の場合、自宅のリビングルームの天井が高く、なかなか部屋も暖まらず…。エアコン&石油ファンヒーターをそれぞれタイミングで使用していたのですが、「ヤカンを置いたり餅を焼いたりできたらいいよね」ってことで石油ストーブ、なかでもAladdin(アラジン)社製のものに白羽の矢が立ちました。がしかしお値段は5万円以上とかなり高め。
調べたところ、90年前(!!)から基本構造はほぼ変わらず、新品パーツもネットで入手できるということから、オークションサイトでジャンク品を格安購入。早速分解し汚れやサビを落とし、消耗品を新品に交換し2週間ほどでついに完成。きれいなブルーの炎が灯ったのでした。
家族の冷ややかな視線とは裏腹にストーブの前に陣取り感慨もひとしおなんですが、アラジンストーブを組み上げてみていくつかわかったことが。それは期待していたほど暖かくないのと、青い炎を維持するにはこまめな掃除が必要ということ(ホコリなどがあると炎が黄色っぽくなる)。まあ手がかかるものだからこそ愛着が湧くっていうもの。便利な世の中にあえて不便を楽しむ…そんな古めかしい石油ストーブはどうですか?
—TM