ネットでいろいろ調べ物をしていると、'80年代にシアトルにあったFalloutというスケート/レコードショップに関する記事を発見(capitolhillseattle.com/2023/07/capitol-hill-rewind-fallout-records-skateboards-did-you-know-this-used-to-be-a-record-store/)。自分は当時シアトル在住。このショップはインディーズ、DIY、オルタナ系のレコードやカセットに加え、アメコミ、Zine、スケートギアが所狭しと置いてある、自分にとって聖地のような場所。要はシアトルにおけるサブカルチャーのハブ的存在。
オープンしたのは1984年夏。ファウンダーはラス・バッタグリアとブルース・パヴィットという、パンクロックに傾倒するふたりの元レコードショップ店員。ショップではライブなども開催されていたようで、シアトル内外のミュージシャンが出入りしていたそう。一時はNYからSonic Youthも駆けつけライブを披露していたのだとか。まさに夢のような空間。ちなみにファウンダーのひとりであるブルース・パヴィットはオープンの2年後にFalloutを離れ、Sub Popをスタートさせております。かなりイケてる経歴の持ち主。
Falloutは2003年に閉鎖され、現在はMontanaというバーになっている模様。日本でもレコードとスケートを取り扱うViolent Grind(www.vhsmag.com/voice-of-freedom/kuro-jp/)がありましたが、やはりカルチャーの発信地として機能するスケートショップは最高。こういう'80年代ヴァイブス漂う空間が懐かしく思う今日この頃。ああ、この時代にタイムスリップしたい。
--MK