昨日フランスからとんでもないブツが届きました。アーティストのルーカス・ビューフォートが手掛ける『HEART』。合計428ページ、重量2.5kg。世界中のスケートショップを網羅した特大豪華本。
ルーカスとは'17年に彼のドキュメンタリー作品『DEVOTED』で取材を受けてからの付き合い。それ以来、ここVHSMAGでも彼のインタビュー記事(www.vhsmag.com/vof/lucas-beaufort/)を公開したことも。そんな縁もあり、自分も僭越ながらスケートショップの意義についてのコメントを寄せたり、日本のスケートショップのリストを提供するなどして本書に携わらせていただきました。
完成品を見て、そのボリュームと熱量にびっくり仰天。紹介されたショップは80店近く、地域もアメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアと幅広い。日本からはLaqcuerやShelterなどが登場。巻末には世界中のスケートショップがずらっとリストアップされています。
この本のページを1枚ずつめくっていると、それはさぞ気が遠くなるような作業だったろうと感動すらしてしまいます。スケートショップとはローカルシーンのハブ的存在であり、情報交換ができたりスケートにまつわる知識を身につけることができる重要な場所だと思っています。スケーター同士を繋げる世界中のスケートショップをさらにひとつに繋げるとはマジで脱帽。
本書『HEART』はKukunochiを通して日本でも流通しますので、是非ともローカルショップに問い合わせください。取り扱いがない場合は、ルーカスのサインとドローイングが施されたデラックス版を公式サイト(www.lucasbeaufort.com)で購入可能。でもこれは、できるだけローカルショップでお求めいただきたい!
—MK