マーク・ゴンザレスの記憶を映像で表現したミニビデオが公開されました。頭のなかに収納されたストレージを開き、さまざまな思い出を掘り起こすといった内容。
1991年にリリースされた名作『Video Days』 や1998年にドイツで行われたアートパフォーマンスなどを回想しています。なかでも面白いのは、ゴンズがSonic Youthのライブを観に行った際にキム・ゴードンに『Video Days』を渡したというエピソード。これをきっかけに同作を手掛けたスパイク・ジョーンズに“100%”のPV制作の依頼が舞い込み、ディレクターとしてのキャリアがスタートしたのだとか。
ちなみに『Video Days』で乗っていたデッキもストレージから発掘され、今月半ばにオークションにかけられたようです。その落札価格は$8,000だったとか。そしてその収益の一部がネスター・ジャドキンスの主宰するスケート啓蒙プロジェクトSalad Days of Skateboardingに寄付されたようです。
なにはともあれ、自由な発想でストリートスケートの進化に大きく貢献したゴンズ。このミニビデオだけでなく、改めて『Video Days』のパートと“100%”のPVも観て彼の功績を讃えましょう。時代の先を行きすぎです。
--MK