上岡龍太郎が逝きました。残念でなりません。
東京に拠点を移して20年ほどになりますが、やはりこの訃報は自分が関西人だと実感した瞬間でした。いろいろ関西の思い出がフラッシュバック。海外で生活した経験があるからこそ日本の良さがわかるのと同じように、東京で生活しているからこそ関西の良さがわかる。そんな感じでしょうか。やはり、やしきたかじんと上岡龍太郎の他界は辛い。上岡龍太郎は特に『パペポTV』や『探偵ナイトスクープ』が頭に焼きついています。
週末の吉本新喜劇、生活に密着したお笑い文化。関西(特に大阪)のコテコテのノリが面倒くさいと思うこともしばしばありますが、それに助けられたことも多々あります。仕事で大阪に帰るときも、ふらっと三角公園に行けばチョッパー率いるOsaka Daggersの面々が変わらず缶ビールを飲みながらたむろしている。独自の路線を貫いているのが関西人の魅力だと思っています。
そういえば「お寺くん」という奈良のスケーターもしばらく前に他界したっけ。この人も結構ヤバめの人でした。高校時代、登校中に偶然駅で遭遇して朝っぱらからいきなりゲロを吐いて瀕死状態だったため、学校をサボって彼を奈良公園に連れて行って介抱しながら鹿を眺めて過ごしたり…。一緒に京都に滑りに行くも腹の不調で数十分、一歩も動けなくなったり。奇特な人でした。まだお墓参りも行けてないので、近々行ければ…と思っています。
私事ですが、なんか上岡龍太郎の他界で関西のいろんなことを思い出した次第。故人を偲んでメモリアルな映像をいくつか。合唱。
--MK