先日なんとなくウェブを見ていたときに、とんでもないニュースが飛び込んできました。そのタイトルは「医療用大麻解禁」。えっ、嘘でしょ!! なんて思ってページを見てみると、このタイトルはちょっとミスリードっぽいんですが、要は大麻を原料とした成分の医薬品を解禁するという方針を厚労省の大麻規制検討小委員会が示したというもの。
これまで大麻由来成分を用いた薬は法律の壁があって医療現場で使用できなかったのが(治験は可)、今後使えるようになるそうです。一例を挙げると、てんかんの治療薬であるエピディオレックスには大麻草から抽出したカンナビジオールという成分が用いられているのですが、それも今後承認されるようになるということ。その一方で、いままでの法律ではなかった大麻の使用に対する規制「使用罪」も新たに設けられるのだとか。
今回の規制緩和が行われたら、昭和23年に制定された大麻取締法の大きな変化。世界的な流れから大きな遅れをとっている我が国ですが、この法改正が最初の一歩になることを願っています。
—TM