タイヤメーカーが1900年に発行した自動車用のガイドブックがその始まり。いまや誰もが知るレストラン&ホテルガイドがあります。その三ツ星といえば世界トップクラスの評価を得たと言っても過言ではないでしょう。その旅行ガイドブックにて、霊験あらたかな東京・八王子の高尾山が三ツ星の観光地として認定されているのをみなさんはご存知でしょうか?
自分は東京&埼玉で育ったのですが、「高尾山」と聞くと身近すぎてかえって足を運ばないといいますか。「いつでも行けるっしょ」的なノリで訪れたことがなかったのですが、先日なんとなく行ってみるとこれがまた素晴らしい…ので今回勝手にレコメンド。「スケートメディアのクセに山かよ」とお思いのみなさん、最終的にスケートに戻ってきますのでご安心あれ。
標高599m、さらに途中までリフトやケーブルカーが用意されているという超絶初心者向けの山なのですが、東京とは思えない豊かな自然とゴミひとつないきれいな山道、駅からのアクセスのよさや由緒ある寺院に門前町など、観光地としての完成度は完璧。山頂へのルートも8コースと飽きずに何回もチャレンジできそうなのもポイント。個人的なマイナスポイントはスギ花粉がハンパなかったので春はマスクが手放せないってことくらい。登山というと大仰ですが、運動不足な自分でも気軽に登頂可能なのもうれしいところ。そして演歌界のレジェンドであり八王子市観光大使であるサブちゃんの存在感も並ならぬものがあったということを付け加えておきます。
ちなみに、文頭のタイヤメーカーとはフランスのMichelinのこと。スケーター的にはetniesと共同で高性能のソールを開発している会社といえばおわかりでしょうか…?
—TM