先日、仕事で北区へと向かうため西新宿から車で職安通りを走行。右手に歌舞伎町を眺めつつ明治通りの交差点を左折したときに事件は起こりました。後方から覆面パトカーがけたたましいサイレンを鳴らしながら猛スピードで走ってきます。「なんだなんだ、事件か!?」と思い車を左端に寄せ徐行すると、覆面パトカーは自分の車の真後ろに来ました。「無意識に違反やらかしたかも…!!」と焦りつつ車を停めると、覆面パトカーから屈強な私服警官がふたり降りてきます。窓を開け応対すると「すいませ〜ん、交通違反ってわけじゃないんですが、物騒な世の中なので車の中調べさせてもらってもいいですか」と。
職務質問の理不尽に憤るより、罰金を取られる交通違反じゃなくてよかった…という安堵が勝り、持ち検を許可。どうせ見られても困るものなんてないし。ということで、車を降りると身体のすみずみにまでチェックが入ります。一緒に車に乗っていたVHSMAGウェブ担当のTOなんて巻きたばこというだけで勘ぐられ、ズボンの裾のロールアップの中まで調べられる始末。そしてこのまま何もなく解放か…と思ったタイミングで一波乱。上半身、財布、股間にお尻、車の中を調べられた後「じゃあ靴下を見せて」と言われてズボンの裾を持ち上げると、その日何気なく履いてた靴下がHUFのPlantlife Socks(上の写真と同じヤツ)。大胆にレイアウトされた大麻柄に私服警官と自分もびっくり。「こっこれは…」とお互い絶句。
「キミ…まさか大麻なんてやってないよね」と警官。「これ人気の靴下なんですよ」と自分。「いま麻薬の事件が非常に多いからね」なんて言いながらも先方はテンションアップ。張り切って靴の中までみっちり調べるもやましいものはなにもなく無事放免。残念そうに去っていきました。「いや〜大麻柄の靴下履いてたの忘れて焦った…」なんてのは今じゃ笑い話っす。
丈夫で履き心地がいいので普段から愛用しているHUFのPlantlife Socksですが、この大麻柄には警察をおちょくる効果があるのを発見。今回のトラブルによって「F●CKバビロン」的なメッセージも込められていることを実感しました。さすがはHUF、これぞスケートブランド的アティチュード。
--TM