先日公開されたNetflixの『ストレンジャー・シングス』のシーズン4の最終章を観終わってしまった。このドラマは説明なんて必要ないくらいの話題作ですが、万が一知らないという人は5年前のコラム(www.vhsmag.com/life-hack/stranger-things/)で内容をご確認くださいませ。
とにかく今回のシーズンも最高でした。小道具も衣装も演出もすべてが素晴らしい。'80年代のポップカルチャー、ノスタルジックな雰囲気、そして当時の音楽も超絶効果的に挿入されています。本シーズンで使用されたケイト・ブッシュの“Running Up That Hill”も空前のリバイバルヒットを飛ばし、iTunesやSpotifyのチャートに急浮上したほど。視覚だけでなく聴覚も思い切り刺激させられます。そんなこんなでこのドラマシリーズは世界中で社会現象的なブームとなっています。
さらにシーズン4の最終章で特筆すべきはその尺。この章は2話で構成されているのですが、それぞれ1時間半と2時間半。もはやこれはドラマではなく映画レベル…。しかも怒涛の展開でまったく長いと感じることなくスクリーンに釘付けになってしまう完成度。がっちりすべての登場キャラクターに感情移入して…もう大変。
ということで最終のシーズン5まで『ストレンジャー・シングス』の興奮はお預け。これは自信を持ってオススメするドラマシリーズ。どっぷりハマること間違いなしです。
--MK