先日、いろいろ考え事をしていたら寝られなくなり、お決まりのNeflixをオープン。あれやこれやと映画やドラマを探していると、クリストファー・ノーランの『TENET テネット』を発見しました。前から観たかった映画だったのですが、2時間半の大作。途中で眠気が襲ってきたらそのまま寝ればいいという感じでとりあえず視聴開始。
作品でCGを使うことを嫌い、できる限り実写の撮影にこだわるというノーランだけあり、本作も大迫力の映像の連続。いろいろ調べてみると、これまでの作品でも無茶とも言える撮影を実現してきたようです。トレーラーを縦にひっくり返したり(『ダークナイト』)、無重力を表現するためにセットごと回転させたり(『インセプション』)、飛行機を落としたり(『ダークナイト ライジング』)、広大なとうもろこし畑を作ったり(『インターステラー』)。今回の作品でもジャンボジェットを爆破させております。
ストーリーの説明はもちろん割愛させていただきますが、「現在から未来に進む“時間のルール”から脱出する」ことが本作のテーマ。ということで時間の感覚がぐちゃぐちゃに。それが映像でもエグい形で表現されています。しかも内容が難解すぎて眠気が襲ってくるどころか、自分の理解が正解なのかずっと考え込む始末。
まずは予告をチェックしてくださいませ。そして気になったら是非観てください。そして何が正解なのか教えてください。
--MK