『バクマン。』って漫画ご存知ですか? 調べてみたら2008年から2012年まで週刊少年ジャンプで連載されていたんですが、漫画家を目指す高校生たちをフィーチャーした青春マンガ。漫画執筆の過程や編集者とのやり取りがリアルに描かれていて、同じ出版業に携わる(自分はかなり端の方)人間として楽しく読んでいました。
とまあ内容はともあれ、今回紹介させていただきたいのは『バクマン。』での強烈なセリフ。それはズバリ主人公たちが連載を持っていた漫画雑誌編集長の「マンガは面白ければいいんだ」というもの。
当時このセリフを見て超絶に震えました。上記のシンプルながら大胆なセリフに、編集者の端くれとして目からウロコが落ちました。メディアをつくるにあたって、内容はもちろんですが、商業的成功や社会的意義などをいろいろと考えて取り組んでいた自分にとってまさに晴天の霹靂。「面白ければいい」と言い切った編集長に拍手喝采。
そして自分もいつかこう言いたい。「スケートメディアは面白ければいいんだ」と。
–TM
拍手喝采と言えばこれ。かなりナツい。