Takahiro Morita
Takahiro Morita
森田貴宏
1975年生まれ 東京中野に拠点を置くスケートボード映像プロダクション「FESN (far east skate network)」を主宰。'95年からFESNとして数々のビデオ作品を発表し、その独創的なプロダクションスタイルから国内だけでなく世界中のフォロワーを持つ。'70年代後期アメリカ西海岸でサーフィンの流れをスケートボードにいち早く取り入れた伝説のチーム「ZEPHYR」を継承するボードメイカー「Z SKATES」の日本支部「TOKYO Z BOYS」のメンバーとしてキャリアスタート。'90年代はストリートを中心に日本各地で行われるコンペティション、デモンストレーションに参加しながら自身のビデオ制作を中心に活動。現在は自身のスケートをさらに進化させるべく、乗るボード自体をデザイン、制作する本格的なスピードクルーザーショップ「FESN laboratory」を経営する傍ら自身のクルーザースケーティングを広めるべく各地でデモンストレーション活動を行っている。
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MY ART SHOW OPEN!!

2014年の12月に最初の個展を東京、千駄ヶ谷のSLOPE GALLERYという場所で行ってから、翌年の2015年4月には同じく東京の半蔵門にあるANAGRA gallery、そして昨年2017年7月には福島、石巻にて行われたリボンアートフェスティバルには北九州の盟友「BABU」とともにスケーターの底力を見せようと奮闘し、同じく2017年の12月には地方都市初の個展を岡山のMARKER STUDIOで行ってきた。それぞれに新しいコンセプトと新しい表現を試みてきた俺のアートショー。

最初のSLOPE GALLERYの個展ではスケートボードを使わないでスケートボードの感覚を表現してみた。キュレーションをやっていただいた白谷さんという方に絞られつつ、アートとは?何かをじっくり考えさせられとても良い勉強になった。

そして2回目のANAGRA galleryでは前回のアートショーよりもさらに広い場所で今度は素直にスケートボードを使って作品を制作してみた。

石巻のリボンアートフェスティバルでは廃墟倉庫を使ったスケートパーク「ONEPARK」の外壁を利用した通路を波に見立てた作品として作り、同胞「BABU」の作品が待ち受ける場所まで道を繋いだ。それと同時にビデオ作品も制作した。


岡山のMARKER STUDIOでは俺がここ10年研究してきたスケートボード制作の成果と、新たな自分の試み「SPINDRAWING」というボードのテイルに刷毛を付けスピンして描くドローイングのライブペイントを披露した。

今回お伝えする千葉県市原市市原湖畔美術館「そとのあそび展」は今までやってきた作品のスケールを全てステージアップした自分的にも渾身の一撃的な内容になった。俺が行ってきた全てのアートショーのアイデア、表現、そして伝えたいことはこの1回に集約されていると断言するよ。美術館の展覧会を最初に想像して以来4年でこの場を設けて頂けた。想像とは実現への架け橋。いつも自分を応援してくれているスケーターでアーティストの「BABU」。そして俺達2人をさらに応援してくれているアート集団「SIDECORE」に多大な感謝を。こんな俺にチャンスを作ってくれてどうもありがとう。

7月14日〜9月17日まで開催しているから是非とも興味のある方は現地に行ってみて下さい。参加しているアーティスト達の皆さんも本当に素晴らしいアイデアと鋭いアングルから最高に面白い作品を作っています。

http://lsm-ichihara.jp/

俺が思うスケートボードは誰からも縛られない。固定観念、既成概念なんかファックユーだ。俺は自在自由の申し子、森田貴宏だ。自在に遊び、自由に創る。忘れんな。

I am TAKAHIRO MORITA.
I am still free.

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