どうしても40を超えると少しずつ身体にガタが来てしまいます。前回のLife Hackに続いてオヤジ臭い健康ネタで恐縮ですが、数ヵ月前に人生はじめての痛風発作を経験しました。
痛風なんてまだまだ縁のないスケーターも多いでしょうが、この病気は尿酸(血液中の老廃物)が一定量以上増えてしまい、それが結晶となって関節部分などに溜まって炎症を起こすというもの。尿酸が増える理由は人それぞれですが(先天性もある)、一般的に食生活が原因。酒を飲み過ぎたり、プリン体を多く含む贅沢な料理を食べ過ぎたり。これまでにビールをアホみたいに飲み、若い頃より稼ぎが良くなったことをいいことに魚卵など好きなものを食べたい放題してきた自分を呪うばかり。
ではその症状は? 自分の場合は左足の甲だったのですが、ずばり「骨折の痛み」そのもの。 朝起きると足が赤黒くパンパンに腫れ上がり、血管が破裂しそうなほど浮き出ている。のたうち回るほど痛くてまったく動けない。20代の頃に同じ箇所を骨折したことがあったので、疲労骨折でもしたのかと救急病院(日曜だった…)でレントゲンを撮っても異常なし。翌日、尿酸値を計ってもらうと9.4という地獄の数値(7を超えると異常らしい)。1週間ほど松葉杖での生活を余儀なくされました。
スケーターはビール好きが多いと思いますので、くれぐれも尿酸値には気をつけてください。スケートで骨を折ってもいないのにビールで骨折級の痛みに襲われるなんてバカバカしい。若い頃はビールでいいですが、中年になったら早めに焼酎やウイスキーに切り替えましょう。そんな感じで…「今日もオイラは痛風に怯える〜」
–MK