先日公開されたFeatureのフルパートに痺れた!! 電マ、いやスタンガンで全身に電流を流されたような衝撃は、2018年を締めくくるにふさわしいスケートコニュニティを襲った重大インシデント。まずは、2018年にフルパートを発表させた日本人スケーター全員にお礼を言わせていただきたい。「みなさん、ありがとう! 感動した」。ここでこうしてスケート映像や情報を発信できているのも、現場で戦っているスケーターのおかげ。彼(彼女)らの活動なくしてスケートメディアとしての仕事を成立させることはできません。もちろんその活動を支えるメーカーや仲間やオブザーバーがいることも承知して上で(スライディング土下座)。
このフルパートってやつですが、何度となく言わせてもらっているのですが、誰にでも作れるってわけではありません。さまざまな理由で志半ばで途中下車してしまう人たちも数知れず。そんな中、最後までやりきるってところでハンマー。でもって、世界有数の撮影ハード都市東京でフッテージを収録することもハンマー。加えて、年々ハードルが上がり続ける世界基準のスケートトリックと目の肥えたスケーターを唸らせるパフォーマンスを披露することもハンマー。極めつけのハンマーは、スケーター自身が納得できるかどうか。それに関してはスケーター本人に委ねられるわけですが、全力のパフォーマンスは観ているものを裏切らない。
おい! 偉そうなことほざいてんじゃねぇ! って民の声が届いたのでまとめに入りますが、FULL PARTって文字通り己のフル(技術も含めて全力)を出して臨むもの。本気でないものを見せられて心を揺さぶられるほどこっちもウブじゃない。技術のオンパレードのみならコンテストで事足りるけど、FULL PARTの中に (P)“ART”という文字が隠されているところがミソ。技術点に加えて芸術点(そもそも点数で測るような代物ではないけど)も含まれるから、俄然面白い。つまり、競技を離れて作品になるってこと(そもそも作品づくりだけど)。まあ、アートとか芸術とか正直自分には分からないけど、とりえあず“FULL + ART”でフルパート(FULL PART)ってことで特許申請しておきますw
─KE