Personal Data of Skateboarders
スケーターのパーソナルデータ
スケーターのパーソナルデータ
NO.029
09.18.2013
変形レールで魅せるオリジナルトリックや唯一無二のスタイルで世界中の注目を集める、世界で最も有名な日本人スケーターのドラボンこと宮城 豪。先日リリースされたHeroin Skateboardsの最新DVD『Video Nasty』でもアブノーマルなスタイルで高い評価を得ている。代表作は『Video Nasty』、FESN『overground broadcasting』、studio sk4『Subspecies』など。
Q & A
- 出身地:Okinawa
- 肩書き:特になし。
- スタンス:グーフィー
- スポンサー:Heroin Skateboards、Spitfire Wheels、Ace Skateboard Trucks、Brigada Eyewear
- 靴のサイズ:9
- 生年月日:非公開(36歳)※公開時
- 最後にテンションマックスになった出来事:『LENZ2』撮影時、それは自然に出るものか意図しているものかは解らないですが、Tightboothのシンペイ、オグ、コウちゃんの撮影現場の雰囲気作りに驚かされた。そこにはつねに笑いがあり、シリアスになり過ぎてしまいがちな撮影現場の空気を調度いいバランスへと持って行き、その時のベストな精神状態で撮影に集中することができた。自分が大阪に移り住んで、最も大阪を実感した出来事でもあった。
- スケート以外で最近インスパイアされた出来事:中村晋久からの影響もあり、Perfumeのライブ映像、PVをYouTubeで見てみたらブッ飛ばされた。そのインスピレーションは実は『Video Nasty』の自分のパートにも活かされています!
- 調子のいいローションブランド:ぺぺ
- ひとつのフッテージにかかった最長時間:1日7時間×7日間。NKZ、あの時は本当にすまなかった…。そして本当にありがとう!!
- 大阪のお気に入りスポット:Swan Bakery & Cafe
- 子供が生まれて変わったこと:自分の性格、人生観はほぼ変わっていないが、娘が生まれてきてくれて自然な笑顔が出るようになった気がする。
- 熱烈投稿の良さ:私が思春期まっただ中の頃、現在のコンビニのエロ本コーナーのように公共の場で堂々とそれが買える雰囲気はまだ世の中に無かったと思う。そんな時代の空気感の中で思春期少年がエロ本を買うのは一大事だったのですが、街の小さな書店のオヤジと無言の戦いを交わし、やっとの思いで購入した後「頑張れよ」と言わんばかりの謎の笑顔を向けられ困惑気味に小走りで店を出たものです。そんな書店のエロ本コーナーの中でも一際輝いていたのが、熱烈投稿でした。中学校の教科書の下に重なっていても違和感無し、バックパックの小ポケにもすんなり入り隠し場所に困らないサイズ感。しかも1コインで購入できるので店のオヤジに500円を渡した後、おつりを待たなくてもいいという価格設定。思春期少年に対する思いやりに満ちたメディアでした。肝心の中身ですが、これがいろいろな意味でニヤリとさせてくれるのです。所詮エロ本なので低俗なものとして切り捨てられてしまいがちですが、笑い、涙、恐怖、感動…エロというものをさまざまな角度から捉えようとしている。そこにはエロを追及する異常なまでの真剣さ、美意識の高さがありました。初めはいかがわしい気持ち満載だった自分が、読み終える頃には不思議と清々しい気持ちになっていました。それからは私の中で「周りの人にどう思われようが自分が興奮できること、素晴らしいと思うこと、心を動かされることをとことん追求する人」が「変態」で、それこそが本当にクールな生き方だと考えるようになっていきました。それはまさに当時少数派で、世間に理解されなかったスケーターとしての生き方と重なったのでした。
- アメリカとのやりとりは英語でやっていますか?:そうですね、自分でやるしかないです。英語をほとんど話せませんが、文章は翻訳ソフトを使ってなんとか書いています。
Overground Broadcasting
Gou Subspecies For Heroin Skateboards