そういえば先日ショッキングなことがありました。とても個人的なことではありますが、しばし小言におつきあいください。
職業柄、いわゆるヤングガンズと呼ばれる若い層のスケーターたちとも接する機会が多いのですが、彼らのいい意味での世間知らず具合は好きな方です。上の世代のスケーターたちが、どこでなにをやってきたかなんてことは基本眼中無し(必要な情報はどこかのタイミングで学ぶだろうし)。さらには、上の世代の価値観をあれこれ押し付けられるのは寒い、と思っているだろうし、実際に自分が若い頃はそう思っておりました。とはいえ、いざ自分の活動だったり仕事っぷりが完全スルーされるのはさすがにこたえます…(その程度なんだけど)。
先日、若いスケーターとビデオパートについて話をしていました。彼は念願のスポンサーもゲットし、自身初となるビデオパートの撮影に向けて熱心に語ってくれました。自分もフィルマーの端くれとして、なにか手伝えることはないかと彼に撮影を申し出たところ、彼は真顔でこう言いました。
「へぇ~映像撮れるんですね、ちなみに追い撮りはできますか?」
–KE