Interview by VHSMAG Photos by Mike Blabac, courtesy of DC
VHSMAG(以下V): まずは待望のシグネチャーモデルを出した経緯と率直な感想を教えてください。
マット・ミラー(以下M): 経緯はDCがオレのシグネチャーモデルのリリースさせてくれたとしか言いようがないね。DCからシグネチャーモデルが出せるなんてマジで光栄だよ。この気持ちは言葉で表現できないほどだね。
V: 自分の名前の入ったモデルをどんな人たちに履いてもらいたいですか?
M: すべての人に履いてもらいたいと思っている。オレのシグネチャーモデルは足をしっかりと守ってくれて、つま先部分がボードをよく感じられるように薄くなっている。通気性も良くて耐久性に優れている。
V: DCからシグネチャーモデルを出すことがスキルを高めていくモチベーションになっていましたか?
M: シグネチャーモデルを出すことがモチベーションになっていたのは確かだね。でも、オレにとってスケートの醍醐味はスキルを磨いて新しいトリックを覚えることだね。
V: シューズの機能やデザインでこだわった点は?
M: 今までにない新しいデザインに仕上げて、スケートに最適なのに頑丈にする点にこだわったね。
V: スケートしていない時は普段どんなシューズを履いていますか?
M: DCのチルシューズを何足か持っているけど、基本的にいつもスケートシューズを履いているよ。
V: DEFYCONVENTION TOUR 2014はどうでしたか?
M: DEFYCONVENTION TOUR 2014はオレのシグネチャーモデルのローンチを記念したツアーだった。ホーミーや素晴らしいスケーターたちと東南アジアに行ったんだ。楽しい思い出ばかりだったよ。
V: 同行するメンバーの顔ぶれは豪華でしたが、特に仲が良いのは誰ですか?
M: いつもツアーでは誰とでもつるむけど、昔からウェス(・クレマー)とエヴァン(・スミス)とツアーに出ることが多かったからヤツらかな。
マット・ミラーのシグネチャーモデルのリリースを記念して敢行したDC DEFY CONVENTION TOUR。
日本からは池田幸太も参戦。
V: ツアーから戻ってもボードスポンサーなどの撮影でゆっくりできないのでは?
M: そうだね。Expedition-Oneがちょっとしたビデオをリリースする予定だからね。これはチームに新たに加入したアマのデビュー作となるんだ。もちろんチーム全員のフッテージも収録される。年内にリリースできればいいね。
V: ノーリーを駆使した滑りが特徴的ですが、どこからインスパイアを受けたのですか?
M: どうだろうね。ただノーリーが自然とオレに合っていただけだと思う。ノーリーだけでなくスケート全般に関して言えば、サンフランシスコのOGやフィラデルフィアのラブパークの連中にインスパイアされてきた。
V: 最近注目している若手スケーターがいれば教えてください。
M: 多すぎる!
V: 今取り組んでいるプロジェクトはありますか?
M: 近いうちにSkateboarding Caresという非営利のプロジェクトをローンチしようとしているね。
V: 最後に、マットのスケートスタイル、そしてスケートボードを一言で表すとなんですか?
M: オレのスタイルはプラザタイプだね。オレにとってスケートは人生そのものだよ。
マット・ミラーのシグネチャーモデルのリリースを記念して制作されたオンラインパート。
現在、Berricsで開催中のRun & Gunにマット・ミラーが参戦中。ビューワーによるスコアリングを行っているので是非参加してください。
DCより自身初となるシグネチャーモデルがリリースされたExpedition Oneのプロライダー。テクニカルなレッジトリックやスイッチスタンスのフリップトリックを得意とし、ノーリーの高さに関しては右に出る者なし。