YUICHI OHARA
Yuichi Ohara
小原祐一
(スケートボーダー/フォトグラファー/グラフィックデザイナー)
1976年1月10日生まれ、東京出身。15歳で渡米し、スケートボードと出会う。10年間のアメリカ生活を経て帰国し、東京代官山の老舗スケートボードショップ、California Streetに勤務。ショップ勤務と並行して'05年より自身のスケートアパレルブランド、color communicationsを立ち上げ現在に至る。
Sponsors

人との繋がり

どうも COLOR COMMUNICATIONS、小原です。
今日は人との繋がりについて書きたいと思います。

23年前、当時18歳の自分は留学していたアメリカの高校を卒業し、日本に一応大学受験の為に帰国しました。アメリカでスケボーを始めた為、日本のシーンやスケーター、スポットなど全くわからない状況で、ネットも普及しておりませんでした。ひとつだけわかっていたことが、ビデオマガジン、411のワールドレポートで特集されていた日本のパート、新宿にあるジャブ池が面白そうだからそこに行きたい、ということだけでした。かといってジャブ池がどこにあるかもわからなかった自分は、雑誌 Fine に掲載されていた、スケートショップAngel Dustの広告を頼りに電話をかけました。

「411に出てた公園のスポットはどこですか?」スタッフは「そこは新宿の中央公園ってとこだけど、君はどこに住んでるんだい?」という返答。自分は「大塚ってとこなんですけど」と答えると、「だったら池袋が近いからサンシャイン下の公園に来なよ」との答え。

電話を切った自分はまず欲望のまま、ジャブ池に行きました。が、季節は夏でスポットは水が溜まっていて子供達の水遊びの楽園と化していました。仕方なくその足で教えてもらった池袋のサンシャイン公園に行くと、、、そこには20人近い数のスケーター達がスケボーしてるではないですか!興奮状態の自分は誰とも喋らずひたすらスケボーし、少しして休憩していると、1人のスケーターが、「君、どっからきたの?」「僕はアメリカ帰りで大塚です」と答えると、「君、店に電話してきてジャブ池の場所聞いたでしょ?あの電話、俺が受けたんだよ」と言った本人が持田で、それが僕の池袋との出会いでした。

その日を皮切りに毎日のように池袋に通い、スケボーしまくって、大学受験は全て落ちてアメリカに帰った、って話はまた今度の機会にでも。

そんな出会いから23年、持田こと、Los Mochis が手掛けるブランド、TACORIDE と合同で明日、明後日、7月29日(土)と30日(日)、三軒茶屋にあるバル(レストラン)、BUENO さんにてポップアップストアやります!

期間中はまだ発表してない新作の先行発売や、プレゼントなどもご用意しておりますので、是非ご来店下さい!

日時 : 7月29日(土) & 30(日)・13時〜22時

場所 : BUENO 三軒茶屋
東京都世田谷区太子堂4-8-2

*ポップアップ期間中は、バルの営業はありませんのでご注意下さい。

RECOMMEND -スタッフおすすめ-

  • SLS制覇を記念して振り返る、女王君臨までの足跡

  • SLS 3連覇。最終戦は逃すも歴史的快挙に変わりなし

  • 世界で初めて披露したあのフリップトリックの舞台裏

  • 有名ロックスターも逮捕された伝説のスケートメッカ

  • 2000年代初頭発表、ドメススケートビデオの隠れ名作

  • 多国籍ビートをバックに繰り広げるストリートスケート

  • STANCE
  • STANCE