人間は他の動物と違い閃きそして考える動物であると僕は思います。
その瞬間は字のごとく閃光が頭によぎったかのように、どこからともなく突然やってきます。実際にそれがかなりのナイスアイデアで人生に大きく役立つこともありますが、たいていの場合(僕の場合は)それはほぼジャンクなのです。何か閃いたことや、考えたことなど、次の日に整理してもう一度ゆっくり考えてみると、かなりたいしたことなかったり、前にも思ったことだったりしているのでした。
結果どうでもいいことを興奮しながら考えている訳です。
どうでもいいことを考えるというのは、相当時間の無駄で「なんでこんなこと考えていたんだろう」とか時に悔しくさえあります。どうでもいいとかそういうこと以前に「考える」ということ自体がかなり無駄なのかなとも思います。
本能で生きているほかの動物からすれば、
お腹すいた=食べる
眠たい=寝る
発情した=●×△※
ただ本能で生きている彼ら、そこに無駄な思考は一切ありません。すべて直結です。即行動です。まあしかし僕らが生きている舞台は人間社会、考えて行動しなければ時に痛い目にさえ遭いますし、生きていけなくなる可能性だって否定できません。
考えるから時に間違う、考える故に人を傷つけたりしてしまう。閃きは災いの元? しかしそれが人間特有の面白いところで、人間らしさでもあると僕は思うのです。考えることによって人を幸せにできたり、喜ばせたり、感動させたりできますし、閃きが人を救ったり、生活を豊かにしてくれるのです。
世の中の発明品などはすべて人の閃きによるものでしょう。目に見えるすべての建造物や、こうして喋っている(書いている)言語、これも人の考えから生まれてきたものです。
悔しいことに自分の閃きや考えが、世の役に立ったことは一度もありません。運良く閃いてなんか発明しちゃってそれが商品化されていきなり金持ち…なんてことにもなったことありません。憧れます。僕はよくどうでもいいことを考えたり、思ったりしてひとり自分の中でドラマが起きたりしていることがあるのですが、冒頭に書いたようにほぼそれはジャンクです。そんなどうでもいいことのログとしてこの場所を借りることにします。
最後まで読んで、「本当にどうでもいいことじゃねえかッ!」と損した気分にしてしまったら申し訳ないですが、興味のある方は読んで頂けたらこれ幸いです。10回に1回くらいは共感頂けるかもしれません。
よろしくお願いします。