Personal Data of Skateboarders
スケーターのパーソナルデータ
スケーターのパーソナルデータ
NO.235
09.27.2017
Toy Machineのボスにして、アーティストやフォトグラファーとしても活動するエド・テンプルトン。’90年代におけるストリートスケートの進化に多大な貢献をもたらしたスケートコミュニティの殿堂入りレジェンド。ノーズブラントスライドやインポッシブルが伝家の宝刀。
Q & A
- 出身地:カリフォルニア州ハンティントンビーチ
- 肩書き:ボロボロの役立たず
- スタンス:レギュラー
- スポンサー:Toy Machine、 RVCA、 Thunder、 Emerica
- 靴のサイズ:12インチ
- 生年月日:1972年7月28日
- スケートを始めた年:1985年
- 好きな数字:特にない。7は見た目がクール。でも5も4も3も見た目がいいね。
- アートとの出会い:幼少期からよく絵を描いていた。やがて美術館やアーティストの存在を知って調べ始め、自分でもアートを作れると気づいた。
- 写真との出会い:最初は単なる旅の記録。後にプロスケーターとしてプロのフォトグラファーと時間を過ごしたことで写真の見方が変わり、写真集をチェックするようになり、ストーリーを伝えたり感情を動かす写真を撮りたいと思った。1994年に真剣に撮り始めた。
- ハンティントンビーチの魅力:(笑)! あまりない。愛憎が絡み合った関係。天候、ビーチ、海、LAとの距離感、余裕ある空間、路駐が簡単。
- HB HIGHのお気に入りセクション:幼少期から滑り倒したベンチはとうの昔になくなった。あれがお気に入り。建物の前にある馬鹿げたハンドレールもいいね。
- インポッシブルの秘訣:本質的にプレッシャーフリップと同じ。それを考えながらトライするのが秘訣。プレッシャーフリップのようにスクープするとうまく足に絡まる。
- スケートキャリアの最良の瞬間:ひとつに絞るのは難しい。ワールドチャンピオンシップでの優勝とか個人的に達成した瞬間はあるけど、仲間と家族のように繋がったりツアーに出たりしたのは、コンテストの成績やデモの栄光と同じくらい大切。
- Toy Machineの魅力:それは第三者が言うべきこと。でも魅力がアド、グラフィックやチームの姿勢に表れていれば最高。
- 注目しているスケーター:コリン・プロヴォスト。
- 影響を受けたアーティスト:初期はエゴン・シーレ、その後はデイビッド・ホックニーや多くの写真家。トム・ウッド、ジム・ゴールドバーグ、ロバート・フランク、ブルース・デイビッドソンなどなど。
- アート or スケート:この歳になると、スケートよりもペインティング、ドローイング、写真のほうが多くなる。
- アートと卑猥の違い:アートが卑猥になることもある。スケートも然り。
- トランジスターセクトの誕生:ツアー中にバンの車内で他のスケーターを楽しませようと描いたコミックが元。なぜかそれがToy Machineのキャラクターになった。決して計画的ではなかった。
- スケートがスケーターよりもファッションとして定着しつつあることについて:スケートはスケートでしかない。何を着ているかなんて関係ない。だからスケートがファッションになったとは思わないけど、ファッションがスケートをコピーしてスケーターのようなルックスがクールになったというのは同意できる。昔はThrasherのTeeを着ている人を見ると「スケーターだ!」と思ったけど、今では誰もが着ている。何事も進化するし、それは悪いことじゃない。本質よりも表面的なファッションに惹かれる人がいるのも確か。ただ、スケーターがストリートで滑り、新たなファッショントレンドを生み出しているという事実は何も変わらない。
- 日本の印象:すべてが好き。人や食事。フォトジェニックな国だと思う。
- 耐えられないこと:汚い爪、大きなピアスの穴、宗教の狂信者。
- なくては生きられないもの:ヴィーガンの食事、カメラ、妻のディアナ。
- 現在進行中のプロジェクト:『Wires Crossed』という、長年スケーターを記録した写真集に取り組んでいる。