昨年、プラスチックストローが鼻に刺さったウミガメの痛々しい映像が拡散されたのをきっかけに、プラスチック製品による自然被害に注目が集まりました。プラスチックは腐らず分解されないため、海や山に廃棄されるとゴミとして集積して環境問題となってしまうとのこと。それを受けて、アメリカのマクドナルドやスターバックスなどがプラスチックストローの廃止を決定。ヨーロッパでも一部の使い捨てのプラスチック製品の流通を禁止する方針を発表。プラスチックのゴミを出さないようにしようという運動が世界的に広まっています。
なるべくペットボトルを買わないように、スーパーやコンビニでレジ袋をもらわないようにと心がけるようにしているのですが(ついつい忘れてしまいがち)、先日斬新なエコ商品をいただきました。コットン製のフードラップ。要はリユースできるサランラップ的存在。抗菌性に優れたミツロウとホホバ油で加工されているため、おにぎりやサンドイッチをそのまま包んだり、器のフタとして使ったりでき、水洗いして乾かせば1年ほど繰り返し使えるという優れもの。
そもそもゴミを海や山に捨てる輩がいるのが問題で、軽くて腐らないプラスチックは便利で生活の一部となっているのも事実。プラスチック製品を完全に排除した暮らしなんて想像できませんが、このフードラップをいただいたのをきっかけになるべく使い捨てプラスチックのゴミを出さない生活を始められればと思います。ということで、こんなフードラップでエコ生活のスタートなんていかがですか?
–MK