もう何年もネズミに悩まされています。と言っても嫌われ者のあの害獣ではなく、関節ネズミというヤツ。要は骨折などで欠けた軟骨や骨の小片が関節内で動き回る状態。
自分の場合、このネズミがいるのは左ヒジ。16歳で骨折して以来、何度も骨折や脱臼を繰り返してネズミが蓄積していきました。その結果、ネズミが関節の隙間に入り込むようになり、ヒジを伸ばすと、ことあるごとに関節が引っかかってロックしてしまうように(関節が固まって動かなくなる、ヒジがズレたような状態)。Bsボーンレスでデッキを掴むとロック。自転車に乗って油断するとロック。酷いときは食器を洗っているときにロックすることも。こうなると激痛に絶えながら腕を思い切り引っ張り、ヒジの引っかかりを自力で治すしかありません。そして1週間ほどヒジの痛みに苦しまなければならないのです。
これまでに街の病院、スポーツ専門の整形外科、大学病院などいろんな医者に診てもらいましたが、返ってくるのは「骨片が多すぎる。ヒジは神経がたくさんあるから手術はやめたほうがいい」、「骨が変形していて治らないからうまく付き合っていくしかない」という言葉ばかり。それが先日、腕のいい医者が近所にいるという噂を聞いて藁にもすがる思いで診てもらうと「手術をして骨片を取り除けば問題ないだろう」と。やっと自分のヒジと真摯に向き合ってくれる医者と出会うことができました。CTもMRIも撮影済み。ヒジの痛みに苦しみ続けて四半世紀、ようやく悪夢のようなロックから解放されそうです。
そもそも初めて骨折したときにきちんとリハビリをしていればここまで状態は悪化しなかったとのこと。なのでみなさん、万が一骨折した際はリハビリを怠らないように。これから行うネズミ駆除の結果はまた追って報告させていただきます。
—MK