2008年にBurton傘下となり、2012年にロブ・デューデックが買収。その後、大手企業であるPacific Vector Holdingsの手に渡り、2014年に同社が倒産したことで一時的に消滅。そして、再びデューデックが買収しディストリビューターをTum Yetoへと移動させて復活。これは1990年にオハイオ州デイトンで発足したスケートカンパニー、Alien Workshop(以下AWS)のこれまでのオーナーシップを巡るざっくりとした流れ。
そんなAWSが、先日公開されたインスタグラムの投稿を通して、南カリフォルニアに拠点を置くTum Yetoを離れてルーツであるデイトンに戻り再始動すると発表。というのも、デューデックがAWSを手放し、昨年11月に同カンパニーの共同設立者/アートディレクターのマイク・ヒルに所有権を譲渡したことが理由。さまざまな浮き沈みを繰り返しながら、AWSがまた新たなスタートを切ることとなるようです。
これまでに所属したライダーが舞い戻り、元のAWSが再構築されることは残念ながらなさそうですが、これまでの映像作品を観返しながら、今後の動向に注目したいと思います。
–MK