先日、ベルギー出身の“クラッシャー”ことアクセル・クライスバースのプロ昇格がToy Machineよりアナウンスされました。昨年発表されたVolcomの『Holy Stokes!』でパートを残して注目を集め、今年はバルセロナで開催されたSLSの出場、そして近日リリース予定のTharsherによる“AM SCRAMBLE(世界のトップアマをフィーチャーした映像作品)”でもパートを担当。絶好のタイミングでのプロ昇格と言えるでしょう。
アメリカのプロ昇格アナウンスは、サプライズの演出をすることがある意味恒例となっていますが、今回のそれもやはり趣向を凝らしたもの。ガールフレンドのリジー・アーマントの協力を得てエド・テンプルトンのホームタウンであるロングビーチの桟橋に呼び出し、ライフガードタワーの場内アナウンスを通してアクセルのプロ昇格ニュースをビーチに鳴り響かせるという内容。「桟橋ではアマ禁止です!オマエのことだよ、アクセル!」とウィットに富んだサプライズ。ブレイク・カーペンターがプロ昇格アドを掲げ、チームメイトたちがプロボードを手渡す。アクセルはうれしさのあまり、FaceTimeを通して母国ベルギーの母親にすぐさま報告したとか。
オルソン家やホーク家といった2世代プロが誕生したことが騒がれたことがありましたが、今回のプロ昇格で、今年3月にBirdhouseのプロに上がったばかりのリジーとアクセルというプロスケーター同士のパワーカップルが誕生したことになります。アクセルの最新オンラインパートも“AM SCRAMBLE”に続いてToy Machineから公開予定。ルーキープロの活躍とともに、パワーアップしたToy Machineの今後の動向が楽しみでなりません。
–MK
アクセルのプロ昇格サプライズ。Toy Machineの面々による趣向を凝らしたサプライズが温かい。
こちらはガールフレンドのリジーのプロ昇格サプライズ。プロスケーター同士のパワーカップルが誕生。