神戸のスケートショップShelterから、イーストコーストを拠点とするクルーであるSKATE JAWNのZineと、ニュージャージーを拠点とするフィルマーのケビン・ウィンターズが手がけたDVD『BRUNS – BRUNS 2』が到着。こちらのDVDはSKATE JAWNとNJ Skateshopとの合作で、『BRUNS』と『BRUNS 2』の2作品が1枚のディスクに収録されたもの。イーストコーストのアンダーグラウンドなスケーターが多数登場し、RAWなストリートスケーティングが展開されていきます。中でもCreatureに加入したばかりのジョン・ガードナーの『BRUNS 2』のパートがかなりイケイケで爽快です。
そして、SKATE JAWNのZine。こちらにはイーストコーストのDIYアティチュードが凝縮されています。個人的に印象深かったのは、フィラデルフィアを拠点に活動するZoo Yorkのケビン・テイラーのインタビュー。フロウライダーとしてショーン・シェフィからLifeのデッキをもらっていた頃の話、そしてLOVE PARKで開催されたSub Zero主催のコンテスト、AestheticsやAXIONの時代の話。ちなみに、フェンスが立てられて取り壊しを待つLOVE PARKでは、今もスケーターが強行突破で撮影を続けているとのこと。かなりマニアックな情報が満載です。
ということで、イーストコーストのコアなスケーティングが詰まったSKATE JAWNと『BRUNS – BRUNS 2』。メインストリームのスケーターばかりではもの足りないという、スケートコミュニティのサブカル的な空気を求めるスケーターにオススメの作品です。
–MK
ジョン・ガードナーのイケイケのパートは『BRUNS 2』より。
マニアックな内容がスケートシーンのサブカル好きにはたまらないSKATE JAWNのZine。