先日、DCの南米系ライダーをフィーチャーしたフルレングスビデオ『DE LA CALLE/DA RUA』がBerricsにてパートごとに順次公開されました。フィーチャーされたのはカルロス・イクイ、フェリペ・グスタヴォ、セイナン・コスタ、ティアゴ・レモスの4名。そして、グローバルチームの面々がサポートライダーとしてモンタージュパートに登場します。
本作のコンセプトは誰でも観ればわかるように非常にシンプルなもので、南米系ライダーとグローバルチームで1本の作品を制作するというもの。しかし、実は本作には撮影されたロケーションにまつわる隠れコンセプトがあるのです。それは南米系のライダーが世界中のどのスポットで撮影してもOKなのに対し、グローバルチームの撮影ロケーションは南米諸国に制限されているところ。イクイの圧巻のラインやNBDの数々、グスタヴォのプログレッシブなスケーティング、コスタのユニークなアプローチ、そして……レモスに関しては言葉など不要です。実際に観てぶっ飛ばされてください。南米系スケーターたちのテクニカルスキルの高さと、ここ最近著しく目立つその勢いに圧倒されてしまいます。
なにはともあれ、今一度、DCが誇る南米系ライダーたちの超人的なスケーティングをまとめてご覧ください。本作のように、どこかのカンパニーのジャパンチームが全世界、そしてグローバルチームが日本のみで撮影をして作品を制作したら面白いかな……などと考えつつ、実際に実現させるとなるとカオスが止まらないだろうなと思う今日この頃です。オブリガ〜ド〜!!
–MK