キャンプを通じ青少年の育成に力を入れるElementの夏の恒例イベント、Element Skate Camp。今年は規模を拡大し昨年と同じ柏しょうなん夢ファームに加え、新たに秩父のフォレストサンズ長瀞という2会場での開催。全国各地から集まってきたキッズたちにスケートスクールやミニコンテスト、リサイクルデッキを使用しクルーザーを組むワークショップなど充実した内容です。
　ということで、昨年に引き続き今年もElement Campに遊びに行ってきました！　自分たちが顔を出させてもらったのは8月6〜8日という日程で開催された夢ファームでのキャンプ中日。折しも台風13号の影響により雨が降ったり止んだりという不安定な空模様。路面も乾ききっていないため子どもたちが滑る姿は見ることができませんでしたが、夢ファームのアスレチックでみんな楽しそうに遊んでいたり、テント内でトランプをするなど悠々自適な時を過ごしていました。
　そして、ここで自分が会話した男の子のお話を。焚き火に当たっているときに話をした埼玉県から参加した小学生低学年くらいの子なんですが、彼はひとりでこのキャンプに参加し、全国各地の友達がたくさんできたそうです。住所も年齢もバラバラな少年たちがキャンプを通して大自然の中、友情とスケートスキルを育んでいくこのプログラムはとても意義のあることですね。
　オリンピックという一大イベントを2年後に控え、スケーターの裾野を広げていく今イベントですが、スケートの魅力はカルチャーやストリートにもあったりするのだから面白いところ。このキャンプで知り合った子どもたちがやがてコンテストやストリートで切磋琢磨するライバルに成長していく…そんなストーリーを勝手に頭の中で描いて思わず感慨深くなってしまいました。

–TM