今年も残すところわずか! 的な毎度おなじみのフレーズがあちこちから聞こえてきましたね。ああ、面倒くさい…。X’masカードだの年賀状だの、年末年始だけ妙にご丁寧なオートメーションの連絡とりあうのって時間と資源の無駄じゃない? なんてことを言おうものなら善良な市民のみなさまからファシスト扱いされてしまいそうなので、当然そんなことは1mmも思っていませんよ、自分は。
そんなことはさておき、Thrasher認定2016年のスケーター・オブ・ザ・イヤーはVansのカイル・ウォーカーが獲得しましたね。驚愕のフルパートとはまさにあのことで、目から鱗が落ちるという表現が適切なOMFGな衝撃映像集でした。よもやまさかKinKi Kidsではなく、キンクレールが標準(?)になる時代が到来するとは20年前に誰が予想したでしょうか? ’92年のPlan B『Questionable』でパット・ダフィがロングキンクレールを50-50、同じくダニー・ウェイがボードスライドをメイクする映像を観たとき、新しい時代の幕開けを肌で感じたことをハッキリ覚えております。感受性豊かだった10代だったこともありますが、前述のハンドレールをはじめ、スケートボードをネクストレベルへと牽引したグラウンドブレーキングな作品だったことに異論はないでしょう。
とはいえ、若い世代のスケーターは当然’92年には生まれていないし興味ないかもしれないけれど、電車での移動中だったり学校の昼休みにでも観てみてください。てか、いつでもどこででも映像チェックできる環境すげぇー! ちなみにMy Favoritesはショーン・シェフィとMCのセカンドパートです。今年も残すところわずかですが、VHSMAGを宜しくお願いします!!(あ、あれ〜w)
–KE