1986年にフリースタイラーのピエール・アンドレによってフランスで誕生し、その2年後の’88年にナタス・カウパスを起用して世界初のシグネチャーシューズをリリースしたetnies。このようにスケートシューズの歴史にしっかりとその名を刻むetniesが、前例のない革新的なパートナーシップを実現させたというニュースが先日アナウンスされました。
それは、人気モデルであるMaranaに、etniesと同じくフランスで誕生したタイヤメーカーMichelinの技術を搭載してアップデートするという試み。Maranaはもともとライアン・シェクラーによって開発されたモデルなのですが、アッパー部分が頑丈すぎてアウトソールのほうが先に摩滅するという声が届いていたそうです(※普通はアッパー部分のほうがアウトソールよりも早く摩滅する)。そこで、耐久性のさらなる極みを目指すために今回のコラボが実現。つまり、ただでさえタフなMaranaが、Michelinのタイヤのパフォーマンス性と耐久性をアウトソールに採用することで、さらにパワーアップしたということ。しかも、今回のパートナーシップはMichelinからオファーが舞い込んだというのだから、流石はetniesのひと言。
Michelinのタイヤのパフォーマンスとクリス・ジョスリンのスケーティングをシンクロさせたユニークなプロモビデオも公開されたばかり。まさにジョスリンのようなハンマースケートには欠かせない逸品。この極上のフレンチコネクションによって生まれたモデルは、今後も継続してリリースされていくとのことなので要チェックです。
–MK
クリス・ジョスリンを起用したMaranaのプロモビデオ。