「Better than S●x」。それはまだボクが少年だった頃、周りの大人たちがホールインワン(ゴルフ)の経験をこのように例えて騒いでいたのを覚えている。それから大人になり、ある程度そのメタファーが分かったつもりではいるけど、まだまだその道は深く険しい。とりあえず自分で言うところの、スケートのハンマートリックをメイクした、あるいはそれを映像として現場で収めた瞬間が、Better than S●xに値するっぽい。でなければいい歳こいて路上で悪戦苦闘することもないだろうし、逆に言えばそれを知ってしまったがゆえに、いまだにそこから抜け出せないでいるのかもしれない。
スケートについて知識の浅い通りすがりの人間や大人たちから、「路上じゃなくて公園とかスケボー場でやれないのか?」と余計なお世話をされることは多々あるが、パークとストリートの違いについて説明するのは意外に難しい。これを女に例えるとすんなり分かってもらえる。パークは風俗と同じで目的が明確でそのために設置された専用施設。対価を支払えば時間内は思う存分楽しめ、満足感を与えてくれる。ストリートはその真逆。非専用地帯だけに不確定要素も多く、リスクも伴う。いい女は簡単に手に入らないので、知恵と努力とスキルが求められるが、メイクしたときの歓びは格別だ。と社会経験が豊富な友人のヤ●マーが申しておりました。もちろん何の変哲もない路上もあれば、ハーコーなパークもあるので一括りにはできないが、納得はできる。
とまあ、なんの脈略もないですが、今回はスケート快楽についてのウンチクOne、Two。まあ、快楽に関していえば岡●聡子パイセンがメジャーリーガーだったら、自分なんかはリトルリーグだろうけどね、乙。
─KE