ストリートスケートを語る上で決して外すことができない存在、キース・ハフナゲル。そもそもこんな説明は必要ないかもしれませんが、キースはレッジやステア、そしてハンドレールではなく、ストリートの形状そのものを最大限に活用する生粋のストリートスケーターとして知られています。複雑なトリックや身体を張ったバンガーではなく、シンプルなオーリーを駆使したスタイルに心を震わせたのは自分だけではないはずです。今でこそ多くのストリートスケーターが実践しているクイックオーリーにしても、誰よりも早くトレードマークとして取り入れただけでなく、その完成度を見てもこの人の右に出るスケーターはいません。
現在はLAを拠点に、これまでにスケートコミュニティで築いてきたコネクションやノウハウを駆使してアパレル/シューズブランドのHUFを運営しています。そんなキース・ハフナゲルが今月来日し、18日(水)にInterstyleで開催されるHEAT CUP 2015 MINI RAMP BATTLEにジャッジとして参加してくれるということなので見逃さないように。というわけで、当日まではスケート史に残るキース・ハフナゲルの名パートをチェックして、最高のストリートスケーティングに心を踊らせましょう。
–MK
FTC『Penal Code 100a』(’96)
Real『Non-Fiction』(’97)
Real『Kicked Out of Everywhere』(’99)
Real『Real to Reel』(’01)
DVS『Skate More』(’05)
HUF『Stoops Asia Tour』(’14)