MAKE IT COUNT 2015

 Elementが主催するアマチュアコンテストシリーズ、Make It Count。2010年にスタートした本コンテストシリーズは世界各地で開催され、それぞれの勝者がカリフォルニアに集結してグローバルファイナル戦を行うというものです。本年度は世界14ヵ国、28都市で開催されました。
 日本でも2011年より国内戦を行い、これまでに小栗祐介(2011年)、阿部涼太(2012年)、村井海斗(2013年)、小鈴大和(2014年)が国内戦を制してグローバルファイナル戦に駒を進めて世界を舞台に貴重な経験を積んできました。中でも阿部涼太は2012年のファイナル戦でのオーリーコンテストで優勝を飾っています。
 今年の国内戦を制してグローバルファイナル戦へと勝ち進んだのは埼玉からエントリーの15歳、田中 陽。カリフォルニアへのチケットを手にし、Element主催のスケートキャンプで自然に触れ、Berricsでセッションを楽しみ、ナイジャ・ヒューストンのプライベートパークでグローバルファイナル戦に出場することとなりました。そして世界中から集結したアップカマーたちと交流を深め、十八番のインバートをバッチリ披露。そんなMake It Count 2015のグローバルファイナル戦の模様が動画で公開中。英語をまったく話せないながらも満面の笑顔でカリフォルニアでの時間を謳歌する田中 陽の姿が非常に微笑ましいです。
 「グローバルファイナル戦に参加した全員を誇りに思う。これは出場者が競い合うコンテストというよりは、スケートが大好きな仲間たちのセッションのようだった」とはMake It Countのディレクターのトッド・ラーソン談。
 来年は誰が国内戦を制してカリフォルニアでの貴重な経験を積むことになるのか。Make It Count 2016の行方が今から気になります。

–MK

 

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