自称人類最強の筋肉を持つスケーター、ウェッキングボールをご存知でしょうか? 素手でデッキを破壊したり、インスタグラム上でプロスケーターをからかったりして巷で話題になっているニュージャージー出身の男。
彼のインスタグラムの投稿で最も注目を集めているのが、「マニーバスターズ」という企画。映画『ゴーストバスターズ』をもじり、ルール違反のマニュアルを退治するという内容。これまでにその餌食となったのは、ブランドン・ビーブル、ジョーイ・ブレジンスキー、クリス・ロバーツ、イーライ・リード、ボビー・デカイザー、ティアゴ・レモス、ロドニー・ミューレン、トニー・ホーク、ダニー・ウェイなどなど。マニュアル時にフロントまたはリアのウィールはもちろんのこと、テールやノーズ、トゥやヒールを地面にタッチさせたわずかな瞬間を見逃さずに糾弾しています。
他人のマニュアルにケチをつけるウェッキングボールに対して批判的な意見を持つスケーターも少なくありませんが、とりあえずズルが許せない正義感の強い性格なのでしょう。何よりもこれまで公開されてきた無数のマニュアルの中からルール違反のものを探し出すという時間と労力を惜しまない姿勢は表彰もの。しかもただの筋肉男ではなく、スケートも上手いから説得力あり。ネタにするのはプロスケーターだけということで弱い者いじめをしているわけではないというのが本人の主張。
中でもブランドン・ビーブル(筋肉ライバル、インスタでブロックされた)とスティーブ・ベラ(企画をパクられたと主張された、インスタでブロックされた、とりあえず嫌い、唇の裏に「ファック・ベラ」とタトゥーしている)が天敵。怖いもの知らずの数々の発言で殺人予告が届いたりしているそうです。ちなみにマーク・ゴンザレスのマニュアル違反のフッテージもネタとして控えているとのこと。まさに恐れ知らず。
ということで、スケートに対して真面目な、愛すべきコミカルな筋肉男による「マニーバスターズ」の中から選りすぐりのエピソードをどうぞ。ちなみにホログラムの特製ステッカーも限定50枚で販売しているそうですw
–MK