気分は“欣喜雀躍”。雀が飛び跳ねるように非常に喜ぶこと、という意味の四文字熟女、ではなく熟語です。それもそのはず、待望の3月に突入したのです。この日を迎えることを切望しながら、極寒(いろんな意味で)の1月と2月を耐えぬいたのですから、そりゃあ気分も踊ります。
3月の思い出として今でも胸に残っているのは、1996年の3月に当時のバイト仲間たちと敢行したLA⇆SFトリップです。
仕事柄(プライベートでも)海外や地方へ飛ぶ機会には恵まれているほうだとは思いますが、このときのLA⇆SFトリップは格別でした。いつか死を迎えるときには、走馬灯でこの時の模様を再体験させてくれ! ってぐらい最高だったので、3月の出来事が他に思い出せないほどです。
そんなひとりよがりな思い出としての3月の話から強引にスケビに繋げますが、自分の中で3月を猛烈に感じさせるパートがあるので、今回はそれを紹介させてもらいたいなと。
1993年に101というデッキブランドからリリースされた『Snuff』というビデオ内のアダム・マクナットのパートがそれです。パートを見てもらえれば分かるのですが、使用している楽曲名が“San Francisco(邦題:花のサンフランシスコ)”。
「もしサンフランシスコに行くなら、髪に何かの花を着けていくといい〜♪」ってあれです。Smartiesのカヴァー版ってのが’90年代のスケビらしさが出ていてナイス。ちなみにこのマクナットのパートですが、実際にSFで収録されたトリックは皆無なのですが(LA・OC・SDのみ)、スケートのメッカであった当時のSFへの憧れを素直に表現したパート(というか曲)だと勝手に思い込んでいて、自分の中での“3月=花のサンフランシスコ”像を完璧に具現化してくれているのであります。
最後に、アンパンマンとかけて日産と解く。その心は、どちらもマーチあり。
–KE