Thrasherの新企画、Am Scrambleが先日公開されたばかり。これは今年からスタートした企画で、世界のトップアマを招いてロードトリップを行いアマスケーターの認識を再定義しようというもの。記念すべきAm Scramble第1弾に参加したのは9名のアマたち。ツアービデオの内容が目の覚めるようなトリックの連続で素晴らしかったのは言うまでもありませんが、特筆すべきはこの企画公開後に数名がプロに昇格したということ。Toy Machineのアクセル・クライスバース、Deathwishのジェイミー・フォイ、Santa Cruzのエリック・ウィンコウスキ、そしてElementのメイソン・シルヴァ。
このメイソン・シルヴァ、2010年にElement主催のアマコンテストであるmake It Countで同カンパニーにフックアップされ、2015年にはThe Skateboard MagのYear’s Best Amを獲得。ハイスピードかつパワフルなスケーティングと爆発的なポップでじわじわと頭角を現してきました。そんなメイソンのプロ昇格がアナウンスされたのは、Am Scrambleの試写会にて。“Red Balloon”と題したフルパートで、その並外れたスケーティングに相応しいプロの座を手中に収めました。
まだ観ていないという人は、これを機会に“Am Scramble”と“Red Ballon”でメイソン・シルヴァのスケーティングをチェックしてください。テラインの攻め具合が尋常ではありません。
–MK
Elementのプロに昇格したメイソン・シルヴァの“Red Ballon”パート。
Am Scramble 2017