新たな心構えで新年をスタートさせたタイミングであれなんですが、SOTYをはじめ海外メディアがこぞって認定(?)する、1年で最も活躍したプロ・アマスケーター、チームなどに与えられる各々の企画、面白いですよね。今年のSOTYは誰だ? なんて話題で持ちっきりになるのは年末の風物詩です。
実はVHSMAGにも、国内のSOTYをはじめとするBESTほにゃららの企画をやってみてはどうか、という声が各方面から届いております。まだまだ歴史の浅いメディアですし、誰々をどうこうできるような力量もなければ信憑性もないので、機が熟した頃にやれるといいなとは思っております。とはいえ、1年の活動を労うというイベントとしてはエキサイティングなので、今回はVMインターンKEの独断と偏見で2016年のBEST日本人スケーター的な企画を催したいと思います。
誤解のないよう付け加えておきますが、これはVHSMAGの総意ではなく、飽くまでも一個人の見解なので予めご了承ください。ちなみに海外メディアと同様、ここではコンテストのリザルトではなくビデオパートを重視しています。
第1回、VMインターン勝手に選出2016年日本BESTスケートアワードは以下の通り。
・BESTスケーター:堀米雄斗
アメリカの大手カンパニーBlindへの移籍、BerricsでのNext New Waveパートをはじめ、日本でのスケートボードの知名度アップへ大きく貢献。説明不要かと。
・BESTストリートスケーター:村岡洋樹
東海岸発のインディーズビデオ『Spirit Quest』でのフルパートをはじめ、年間を通して国内外のメディアにて良質な映像と写真を数多くドロップ。
・BESTビデオパート:松尾裕幸『BETWEEN THE GROUND AND YOUR SHOES』
セルフプロデュースしたBurdenの作品にて日本人離れしたハンマー連続のフルパートを発表。超絶スキルを余すことなく披露。しかもスタイリッシュ。
・BESTアップカマー:本橋 瞭
若手のパートではダントツのクオリティとスキルを見せつけたフルパートを発表。高いメイク率なくして都心のスポットでの撮影はあり得ない。
・BESTチーム:KP TOKYO
『東京糞餓鬼計画』のリリースに加え、『KP RARIX』や『YOHO 北海道』など、チームモンタージュや映像クリップを多数制作。チームとして年間フル稼働。
・BESTカオス:UNKO CUP
渋谷のハロウィンといえば世界的に有名な祭りのひとつ。世界中からパーティピーポーが集結するも、路上ではスケーターの方が格段上。
とまあ、1円の得にもならないアワードなのですが、あらためて彼らの活躍ぶりを映像で振り返り、今後の活動の励みになることを願って。なお、この他にも多くのスケーターやフィルマーたちの活動により日本スケートシーンは形成されておりますので、彼ら・彼女らの行動力にもマッチリスペクトです。2017年、アナタならどうする?
–KE
RIDE ON / KP × WHIMSY 『YOHO HOKKAIDO』
PICK UP / RYO MOTOHASHI
DOIN’ IT / UNKO CUP
NEXT NEW WAVE / YUTO HORIGOME