9月26、27日に開催されたショーン・パワーズの個展『LAMENT OF iNNOCENCE』。Hellrazorクルーの3周年コラボアイテムを記念してショーンは個展の開催を承諾、初の来日を果たすこととなった。
今回の個展は、今まで彼がほとんど見せたことがないというペイントによる作品を中心にしたものとなった。彼はNYではほぼペイントはしないと言う。「日本は筆の文化だろ? だからオレはすべてブラシでペイントするんだ」と語っていた。描く時はスナックを食べ、ビールを飲み、タバコを吸う。飽きるとInstagramで動画を編集し、また描きたくなったら作品と向き合う。まるで子供のよう。ショーンは「つねにキッズの心が必要だ」と言う。すべての欲求を満たし、それをエナジーに変える。
今回の個展のために制作したという動画や彼のスケートからも、それを垣間見ることができる。言うなれば“キッズの心”こそが、彼が持っている唯一無二のスタイルの源ではないだろうか。
東京での彼の滑りにも期待したい。
–TSUMI(Hellrazor)
ショーン・パワーズが今回の個展のために作成したミニクリップ“Public Housing”。