映画『KIDS』の公開から20周年というアニバーサリーイヤーとなった2015年。当時映画に出演していたスケーターたちの掛け声のもと、『KIDS』のドキュメンタリー作品『THE KIDS』の制作に向けてみなさん奔走中です。なんでも、ラリー・クラークやアリ・マルコポーロスらが撮影した写真や、Zoo York関係者が記録した未公開アーカイブスを交えて、当時の撮影秘話をスケーター目線で語ろうってプロジェクトだそうです。
作品を指揮するのは、Zoo YorkのOGメンバーで現在はライターやミュージシャンといった肩書きもを持つアーティストのハミルトン・ハリス。『KIDS』の前半のスケーター集合シーン内で、ワシントン・スクエア・パークでブラントを巻いていたあの人です。後半のパーティシーンでは、便座にもたれかかってガッデムになっていたドレッドの男といえば分かりやすいかもしれません。『eastern exposure 3』のNYCセクションで、イエローキャブへのオーリーONからの後ろ手プッシュの人でもあります。
これは観たい! と生唾ゴクリな人が多いかと思うのですが、ひとつ問題が発生。か、肝心な制作費が足りない…とのこと。そこでプロジェクトのファンドをオンラインで募集中なので、興味のある人はこの機会をお見逃し無く、ってことで詳細はコチラ。
目標額が$81,000で、残すところ数日。現実的ではないけれど、メイクドラマを期待しつつも、最終的に企画倒れとなって『THE KIDS』は都市伝説に!? 「Jesus Christ. What Happened?」
–KE
『KIDS』(’95)のフルムービーはこちらからどうぞ。