1996年にリリースされた、’90年代を代表するFTCのマスターピース作品。EMBからPier 7へと本拠地を移したSFスケーターを中心にNYやLAのFTCとゆかりのあるスケーターを集結させた、スケートショップビデオとしての域を超えた大作。
　マイク・キャロル＆リック・ハワードのWパート、ボビー・プーリオやキース・ハフナゲルといった当時のスケートシーンをリードする一流スケーターたちのフルパートを同時に収録するなど、スポンサーの垣根を超えた豪華面子はスケートショップの作品ならでは。良質な構成やライディング内容もさることながら、サウンドトラックの素晴しさが際立つ、スケートボードビデオに新しい風を吹かせたゲームチェンジャー的タイトル。
　スケートボードのゴールデンエラと謳われる’90年代のスケートシーンを余すことなく伝える最高傑作。