Interview by VHSMAG, Photos by BLABAC PHOTO courtesy of DC, Special thanks: DC Japan
VHSMAG(以下V): まず、DCに加入したきっかけを教えてください。
Felipe Gustavo(以下F): 2010年にコリン(・マッケイ)と(ジョシュ・)ケイリスがオレのスケートを気に入ってくれてチームに誘われたんだ。DCのライダーに知り合いが多かったから嬉しかった。DCの一員として、仲間たちと一緒にツアーに出るのが自然のことのように感じたのを覚えている。
V: これまで何回か来日してると思いますが、東京や横浜のスポットはどうでしたか?
F: 日本は大好きだよ。2回行ったことがあるけど、どちらも最高だった。食事、スポット、文化、そしてローカルがいろいろ世話をしてくれた。言葉の壁はあるけど、スケートがすべてを語ってくれる。2013年にLRGで日本に行ったけど、あれも最高だった。オレにとって初めての日本だったから楽しい思い出ばかりだ。
V: DCで行った印象深いプロジェクトは?
F: 最後にオンライン公開された『De la Calle/Da Rua』だね。
V: DC『De La Calle/Da Rua』の撮影秘話などあったら教えてください。
F: 南アメリカで行った試写会ツアーがヤバかった。18日間、8ヵ国、試写会12ヵ所、デモ6回。それだけでヤバさが伝わるだろ? これまでで一番楽しかったツアーだね。
V: 最近ブラジリアンスケーターの活躍が目覚ましいですね。
F: イケてるブラジリアンスケーターは多いね。中でもアップカマーのペドロ・ビアッジオがヤバい。スタイルもいいしトリックセレクションも最高なんだ。
V: 注目しているブラジリアンスケーターは?
F: ティアゴ・レモスからは目が離せないね。スケーティングが驚異的。
V: 今回、DCよりThe New Jackモデルのシグネチャーカラーウェイをリリースしましたが、こだわったところを聞かせてください。
F: 実のところ、ただ単にホワイトのシューズを履いてドープなフッテージを撮りたかっただけなんだ(笑)。
V: シューズの気に入ってるところは?
F: スケートのしやすさとその見た目。ボードフィールが最高だし、どんなスポットでも調子いい。ドープのひと言だね。
V: ホワイトをチョイスした理由は?
F: いいでしょ(笑) 映像で見るとホワイトのシューズが一番イケてると思うんだ。
V: The New Jackモデルはフェリペのテクニカルなスケートにどのように効果をもたらしてくれますか?
F: さっきも言ったけど、最高のボードフィール。そしてガムソールのグリップがいいからボードを回しやすい。
V: 今回のシグネチャーカラーウェイのリリースに合わせて、どのような展開を行っていくのですか?
F: このシューズを履いてフッテージを量産し、ソリッドなパートを残したい。
V: DCでの活動以外にもPlan Bでの活動も気になります。今後のPlan Bの展開は?
F: 今のところは特にない。夏にツアーに出るくらいかな。
V: スケートボードが東京オリンピックの正式種目に決定しましたが、フェリペの見解は?
F: 最高だと思う。オリンピックの種目になることでスケートシーンが発展するならなおさら。オレは賛成派だね。
V: 今後のプロジェクトなどを聞かせてください。
F: BerricsのPushプロジェクトのパートの撮影。
V: 最後に、今後の目標を教えてください。
F: スケートを通して家族や仲間をサポートしたい。そして身体が動く限りスケートをし続けたい。ありがとうスケートボード!
精密機械のようなボードコントロールと鮮やかなテクニカルトリックで人気を集め、アメリカで富と名声を手に入れたブラジリアンスケーター。顔がNotorious B.I.G.に似ていることでも有名。代表作はLRG『1947』、Plan B『TRUE.』、DC『De la Calle/Da Rua』など。
www.dcshoes.jp