Interview by VHSMAG Photos courtesy of Lakai Special thanks: B’s International
VHSMAG(以下V): 初めてLakaiを知ったのはいつですか? 当時のLakaiの印象も教えてください。
ライリー・ホーク(以下R): 子どもの頃からスケートが大好きだったから、初めてLakaiについて知ったときのことは覚えていないけど『Fully Flared』(’07)で一気にお気に入りのブランドになったのを覚えている。あれはオレの世代のスケーターにとって重要な作品だし、観た瞬間にLakaiを履きたいと思ったね。
V: 幼少期に影響を受けたスケーターは?
R: オレの父親、アンドリュー・レイノルズ、あとは周りの仲間たち。仲間のおかげでスケートを好きになれたし、仲間同士で高め合うことができるのは最高だよ。
V: 影響を受けたベストビデオパートは?
R: 『Fully Flared』のマイク・キャロルのパートがお気に入り。Judas PriestとThree 6 Mafiaの曲を使っていたのは超タイトだね。
V: では、Lakaiに加入したきっかけを教えてください。
R: フォトグラファーのアティバ・ジェファーソンがLakaiの連中にオレのことを話してくれたんだったと思う。
V: Lakaiのブランドとしての魅力を教えてください。
R: マジでヤバいレジェンドたちと同じチームでいられること。
V: チームの魅力を教えてください。
R: みんなヤバいスケーターばかりだからツアーが最高だね。これ以上に最高なことはないよ。
V: リック・ハワードとマイク・キャロルといった伝説的なスケーターをボスに持つのはどんな感覚ですか?
R: 言葉では説明できない感覚だよ。あのふたりは人間的にも最高だからね。本当にお世話になっているよ。
V: シグネチャーシューズを作ることになったきっかけは?
R: スコット・ジョンストンから連絡があったのがきっかけ。互いにアイデアを出し合って、ある日の午後にオフィスで実際に会ってデザインを仕上げた感じだね。あれは最高の1日だった。
自身初のシグネチャーシューズをフィーチャーしたCM。ワントリックだけで魅せることができるのは流石の一言。
V: ライリーにとって理想のスケートシューズとは?
R: スリムなシルエット、ベーシックなカラー、そして履き心地の良さ。
V: 今回のシグネチャーシューズのこだわりは?
R: 実際にスケートがしやすいシューズを作ろうと心がけた。わかるだろう? シルエットが良くて機能的なシューズ。
V: 自分のシグネチャーシューズを初めて手にとった時の感想は?
R: 最高だったよ。ウソみたいな感覚だった。今でも現実として受け入れられていないと言ってもいいかもね(笑)。
V: 父親のトニー・ホークはシューズを見てなんて言っていた?
R: マジでうれしがっていたよ。親父はプロモデルを形にするまでに必要なプロセスやシグネチャーシューズのリリースが、スケートキャリアの中でも重要な功績であることをわかっているからね。
V: トニー・ホークが父親ということの良い点と悪い点を教えてください。
R: トニー・ホークは史上最高の父親だよ。スケートのすべてを理解しているし、スケートに限らずいろんな助言をしてくれる。悪いことなんてひとつもないよ。
V: これまでにLakaiで行ったプロジェクトで一番印象的だったのは?
R: Voltageツアーかな。Lakaiに加入して初めての本格的なツアーだったし、ヨーロッパでレジェンドたちに囲まれて怯えていたよ。最高のツアーだった。実はあのツアー中にマーク・ジョンソンに命を救われたんだ。イギリスでは車が道路の逆側を走っているのを忘れて、無意識にバスが迫り来る道を渡ろうとしたんだ。その瞬間、マークがオレを抱きかかえて止めてくれたんだ。
V: Lakaiで実現させたいプロジェクトは?
R: Lakaiのフルレングスビデオ。実は撮影がすでに始まっているんだけどね。
V: 最後に今後の活動予定を教えてください。
R: Lakaiのフルレングスビデオ!
LAKAI – RILEY HAWK
価格 ¥11,664
問い合わせ B’s International 03-5768-2288 / www.lakai.jp
1992年12月6日生まれ。バーチカルでさまざまなトリックを編み出したトニー・ホークを父親に持ち、ストリートをメインテラインとしたBaker所属のプロスケーターとしてその名を轟かせる。先日、Lakaiより自身初のシグネチャーシューズをリリースしたばかり。