若い頃はまったく歴史に興味がありませんでしたが、いろいろ知ると面白い。ということで、今回は1976年に刊行されたSkateboarder Magazineの記事をご紹介。
注目すべきは「Who's Hot!」というトニー・アルヴァやスティーブ・オルソンも登場した、旬なスケーターをピックアップする記事。そこに日本のスケートコミュニティの第1世代であるアキ秋山が取り上げられています。当時はまだ18歳。
1975年にスケートを本格的に始め、わずか4ヵ月で渡米を決意。そしてサンディエゴで開催された世界大会に出場してフリースタイルの部門で5位に入賞したそう。そしてその翌年にこの記事に登場。いや、ぶっ飛んでいます。インターネットもスマホもないどころか、自分がまだ赤ん坊で、これを読んでいるスケーターの大半がまだ生まれていない時代にこんなことがあったとは。
堀米雄斗が世界中で話題となっていますが、彼の幼少期をアキ秋山がサポートしていたことを考えると、この'70年代の偉業も納得。堀米の快進撃も元を辿ればこの記事がスタート地点だったのかもしれません。
なにはともあれ、日本のスケート史も深い。最後にSkateboarder Magazineの全ページをスキャンして後世のために残してくれたSix Stairに感謝。記事のタイトルと同じく、マジでアツいです。
--MK