高みを目指すスケーターであれば、お気に入りのデッキカンパニーから自身の名を冠したプロデッキを出すのが夢だったり、目標だったりすることでしょう。そしてもうひとつ、忘れてならないのがシグネチャートリック。デッキでもスポットでもなく、トリック名が自分の名前になっちゃうんだからアンビリーバボー(ビートたけし風)。有名なところだとバーリー・グラインド(ドニー・バーリー)、マックツイスト(マイク・マクギル)、キャバレリアル(スティーブ・キャバレロ)、ナタススピン(ナタス・カウパス)、ソラグラインド(白井空良)、プリモ(プリモ・デジデリオ)など。その他諸々あるけどここでは割愛させてもらいますが、フォトグラファーの荒川晋作が国内のみで通用するシグネチャートリックをもっていることはご存知でしょうか? 彼の18番トリックであるフラットバンク(40度未満)でFs 360ターン(フェイキーおり)は、巷で“荒ターン”と呼ばれています。フェイキーするときの足のたたみ方がセクシーだとか。名だたる日本人プロ勢を出し抜いてのまさかの荒川晋作シグネチャートリックに、本人もまんざらでもない気分のようだ。ということで、天下一品“荒ターン”を岐阜ではなくGIFにしてあるので✓
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