こんにちは、ケニー・リードです。この数ヵ月、新型コロナの感染拡大によって世界がひっくり返っています。仲間と街中で滑ったり、スケートパークでハングアウトしたり、近所でフラットトリックをしたり。これまでのスケーターの楽しみ方の常識が、今となっては常識ではなくなってしまった国もあることでしょう。普段の活動や社会的交流が制限されているスケーターも少なくないと思います。イライラしますよね。では…どうすればいいのでしょう? スケートビデオを観る? 完全にひとりの状態でスケート欲を満足させる?
そこで自粛ムードが蔓延するアジア諸国のスケーターに朗報。アジアのスケートコミュニティを繋げることを目的に、スケートスキルの有無を問わず、クリエイティビティを重視したオンラインコンテストを企画しました。その名もAsian Skateboarding Championship 2020(ASC 2020)。このコンテストはすでにスタートしているのですが、参加者の投稿を通して各国の日常生活を垣間見ることができると思います。滑れる場所が庭や居間に限定されている人もいます。つまり滑れる場所も国によって違うということ。ストリートで滑れる人もいれば、自宅にスケートパークがある人もいます。ガレージや屋根で滑っている人も! トリックだけでなく、それぞれの文化を知るきっかけになればと思っています。もう一度言いますが、このコンテストは難易度よりもクリエイティビティを重視。
中には国際的なコンテストに参加するのが初めてという国もあります。デッキを買うことができずスケートパークすらない国もたくさんあります。そんな国のスケーターが一緒に楽しむことができる場所が必要だと思うのです。目標は35ヵ国の参加。これはタジキスタン、インド、モルディブ、オマーン、モンゴル、アフガニスタン、韓国や日本のスケーターが同じレベルでクリエイティビティを競い合うことができる唯一のプラットフォーム。
ルールは簡単。まずは男子と女子の部門に登録して、それぞれ5つのトリックを60秒以内の動画に編集して投稿するだけ。テーマは自粛ムード。クリエイティビティで自粛ムードの毎日に彩りを添えましょう。このコンテストがスケートビデオを作るきっかけになればとも思っています。
ちなみに優勝者には$250、2位には$100、3位には$50が贈られ、副賞としてさまざまなスケートギアも用意してあります。締め切りまで1週間足らず。日本では緊急事態宣言が解除されたと聞きましたが、ぜひエントリーをお願いします! ちなみに我々のインスタグラムでは投稿のハイライトを紹介しているのでそちらも併せてチェック!
エントリーは公式サイトから
--Kenny Reed